アーティストへの道。あと英語の勉強。The Avant-Garde Communication,Education,AND,,,,

2017-06
« 123456789101112131415161718192021222324252627282930 »

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

浦和の古書ばあちゃん

2007年9月21日金曜日午後3時頃、古書屋内にて

(ばあちゃんとの会話をまとめたりまとめなかったりの編集でお送りします)
1925、大正14年生まれのばあちゃんが20歳ごろの時、富士山で陸軍が演習をしていたそうだ。ということは1945年の事。第2次世界大戦の時だ。太平洋戦争が始まっている。ラジオとうわさがこの身の便り。陸軍が演習を終えると、一般市民の家にお泊まりをしたそうだ。(;そこについて詳しくは訊いてないが、特攻隊の人が死ぬ前に女性と結婚(又は身体を共に)する(絶命前の経験としてしたい)などという話しを耳にしたことはあるが、それと似た様なこと!?)大抵は医者などの富裕層のお宅に泊まる。贅沢なまんま(飯)だからである。埼玉に当時あったばあちゃんの実家に、5人だかの陸軍兵が一晩泊まった。ばあちゃん家はそんなに富裕層ではなかったそうだ。(要するに、泊まった陸軍兵の階級はそこまで偉いものではなかったということだと思う)その晩は、ばあちゃんの母親は普段作らないスキヤキを振る舞った。翌朝には納豆と卵掛けご飯をもてなした。

ばあちゃんは戦争中、いとこ二人をニューギニアで亡くした。
、、
「(みんな、この戦争は)対した事ないと思った。」
「まさか、負けるとは思わなかった。」
この言葉が印象的だった。しかし加えておくのが、
「日清も日露も勝ったから。」というせめてもの拍車掛けを添えてだった。
、、











ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ。
始まった。
東京大空襲だ。
B-29が轟音を上げる。
(群馬の)中島飛行場から飛行機が飛ぶ。
艦載機は応戦(;特攻機として?)する。
数の少ない防空壕にみんなちぢこまる。
爆音はすさまじい。
バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチッッッッ。
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ。
バチバチバチバチバチバチバチ。
火、
音、
炎、
放射能、
血、
火、
音、
炎、
人、
焼、
放射能、
人、
炎、
、、、、、、。

、、
、、
、、、
助けて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
、、、
、、、
助けても聞こえない。
、、、、
、、、、
、、、。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
火がわんわんと燃える。
















ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ。
バチバチバチバチバチバチバチ。
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ。
バチバチバチバチバチバチバチ。




夜になり、
いくつもの火花が音を立てる。
その光景を見てばあちゃんは、
「怖いくらいにきれいだった。」
と言った。
怖すぎて。
、、、
、、、
爆弾だ。
近所に爆弾が落ちた!!!
2mくらいの近さだろうか。
情報はラジオ。
原爆、
原爆だ。
広島に原爆が落ちた!!!!!!!!!
「白いものを身につけろ!!!」
うわさが口移しで伝わる。
玉音、
天皇の声だ。
降伏だ。
降伏だぞ。
天皇のポツダム宣言だ。
遅いのではないか!!?
そうすれば原爆は落ちなかったのでは!!?
焦燥、
白紙、
悲鳴、
希望、
残骸、
焼失、
使命、
名誉、
権力、
否諾、
人道、


























やがて、
、、、
、、、
------戦争は終わり








貧しい生活が始まる。GHQのマッカーサーがやって来る。上からの革命。
「(戦争が終わって、)アメリカに救ってもらったようなものね。」
ばあちゃんはつぶやく。
戦前、戦後はモノがない。戦前はほとんどのモノが軍事力にまわってしまった。
戦後は全てが焼き尽くされて、しようにも何もかもが無い。
苦しい銃後(じゅうご)。配給切符が配られる。行列が出来る。早い者勝ちだ。
着物をぶつぶつ交換する。手ぬぐいは1年に2本。足袋、靴下も2足のみ。
米や粉、芋を食べる。すいとんにしたりする。サツマイモをさいころ上にして食べたりもした。麸(ふすま)と言う、普段は馬の餌等に使うものも食べた。
ふと僕は思って、質問した。
「もったいないって言葉はこの頃から使われたんですか?」
「いやいや、小さい頃から使っていたよ。戦後は益々だよ。」ばあちゃん。
最初、もったいないという言葉がこんなにも日本(だけ)に使われているのは、戦争経験があるからではないのか?と僕は思っていた。戦時中はモノが無いわけで、そこから頻繁に使われていった言葉なのでは?と。戦争経験の無い僕は、そのような安っぽい推理視眼しかなかった。

「今の時代に何か思う事はありますか?」
「輸入が怖いよね。自給率が必要だよ。政策をもっと行って欲しいよ。
 減田(げんた(ん)?げんでん?)をした人はばかだよ。
 穫り過ぎたらアフリカに出したりするだろうけど、
 3年経たないと(お米は)作れないんだから。」

「今の時代に(戦争を経験した事無い時代に)
 生きている人に言いたい事はありますか?」
「やっぱり、人殺しだけはしないで欲しい。
 夢もって欲しい。それだけ。」


戦後の暮らしはやはり苦しかったようだ。
泥棒が現れる。数少ない食物もろもろを盗む。
中には、説教泥棒と言う輩も現れたそうだ。
盗んだ際に人がいれば、「鍵閉めろだ、ああしろこうしろ」と説教をしてから逃げる始末だ。
石川五右衛門の辞世に、
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」
があったねえと、ぼやいていた。
戦争で儲けた人もいた。
皮を作ってる人は品物を返さないで儲けた。(ここらへんの話しが少しわからなかった。軍事用に集めた品物を自分のものにして、さばいて売っただとかかんだとか)
(もちろん軍事産業が儲けたのは言うまでも無く、語る事も無く。)



追記-12:51pm 8/17-2008
ここからはばあちゃんの人間性含めたよもやま話。
「テレビは見ますか?」という問いに、
「紳助のクイズ番組と太田総理かな、」、
つまりはフジテレビのクイズ!ヘキサゴンと日テレの太田総理である。

「好きな食べ物は?」
「天ぷら、刺身、すし、おはぎ、赤飯、焼き魚、、、、甘党だよ。」

「嫌いな食べ物は?」
「みょうが、うど(山菜の一種)、、、苦いやつ。」

「新聞は読みますか?」
「よく読む、、歴史が好き、事実が好き。」

「好きな小説などは?」
「水上勉(みずかみ つとむ)、、、戦争とかの小説ではなかったよ。」

他にも、やくざの話とかしたのだが、割愛させて頂く。
戦後と言うより、やくざは古くからいた。昔、ばあちゃんの近所に住んでいた。
竜や弁天様(弁才天)の刺青を入れていたと言う。などなど。

ばあちゃんの話を聞いて、
その時でしか感じれなかったことを
いろいろ考えることができた。

お疲れさまでした、
本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コメント

この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL

⇒ http://bottomcolor.blog10.fc2.com/tb.php/292-57821ce9

この記事へのトラックバック

HOME |

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。